241030 早稲田大学キャリア・リカレント・カレッジにプログラム提供

2024-10-30

2024年10~11月、早稲田大学日本橋キャンパスにて行われた履修証明プログラム「キャリア・リカレント・カレッジ」(協力:定年後研究所)において、当社では、「社会課題をセカンドキャリアと結びつける思考法」をテーマに、4週連続のプログラムを担当させていただきました。

 

さまざまな社会課題に向き合い活動する社会人が登壇し、その講話を参考にしながら、受講生自身の今までのキャリアでの社会課題との接点を振り返るとともに、今後どのような社会課題を大事にするか、それを自らのセカンドキャリアとどうつなげていくか、はじめの一歩をいかに踏み出すかを考えるものです。

 

本プログラムは、長きにわたり同一組織に所属してきたミドル・シニア世代(40歳~65歳)の方々が、ライフキャリア(仕事を含む人生の自己実現)を主体的に形成するための素地を身につけることを目的とした履修証明プログラムです。

 

本プログラムでは、あらためて自身の価値(経験・スキル等)や心の奥底に眠る興味・関心および「在りたい自分」を再確認するとともに、まだ数十年は続くであろう「ライフキャリア」を所属組織に依存せず、自律的なものとするための思考法、理論および実践方法を複合的に学びます。

 

第1回は、「社会課題とは何か」「学び続けること、特にシニア世代にとっての学びの意義」といった点について小林からお話しさせていただいた上で、後半は大阪大学在学中の社会起業家、山田果凜さんにゲストスピーカーとしてご登壇いただき、アフリカの貧困問題への対応に高校生のときからソーシャルビジネスとして取り組んできた姿、そのもととなる原体験などについて講演いただきました。

 

第2回は、海の環境問題に取り組む湘南ビジョン研究所の片山清宏さんにご登壇いただき、「海を守り、未来をつくる 湘南ビジョン研究所の挑戦」についてお話しいただきました。あわせて、同研究所の活動にシニアスタッフとして参加されている石垣宏樹さんより、「社会課題に向き合いながら楽しく 「ポジティブエイジング」」というテーマでお話しいただきました。

 

 

 

第3回は、日本郵政で不動産開発事業を担当された似内志朗さん、富士通でコミュニケーション、プロモーション、ユニバーサルデザイン等を担当された森淳一さんのお二人のこれまでのキャリア、それをいかに生かしながらさまざまな新しい挑戦をされているか、「僕流セカンドライフの流儀」をお話しいただきました。

 

 

 

 

そして第4回は、小林の銀行、証券時代からのキャリアとそこから学んだことが今のさまざまな業務にいかにつながっているか、などのお話しをさせていただいた上で、シニアの特性を活かせる社会課題解決型ビジネスの例として、「ファミリービジネスアドバイザー」という仕事についてお話しさせていただきました。

 

【参加者の声】

 

・ 具体的な事例で年代やアプローチの異なるお話を伺え、また、質疑応答でも理解が深まり、とても参考になった。

 

・ 小林先生が大切にしている人とのつながり、と人の幸せの視点の2つを体現されるような講師陣を揃えていただき、大変勉強になります。自分が考えても見なかった世界の話が聞けて、自分の枠を外して踏み出してみようという気持ちになりました。

 

・ 様々なパターンで、実際に活躍されている方の登壇と講演は説得力がありました。

 

・ 小林先生もさることながら、世代や取り組む社会課題の異なる様々なゲストスピーカーをお招きいただいたことで、思考の整理や動き方に具体的なイメージが沸き、大変参考になりました。

 

・ いずれの回も結局、人とのつながりがキーだったように思います。人生でつながったご縁がどういう自分の人生に関わるのか?そこを大事にしてきた方は成功されているのだと思いました。自分は自己表現、自己主張が苦手なのでなかなか人の中に入っていけないのですが、少し勇気を出してご縁が少しでもつながるようにしたいと思いました。4回の一環したテーマだったと思います。

 

・ 講師、ゲストの方々の皆さんが、社会課題を自分事として捉え、行動に移して活躍されており、各年代別のゲストの方のお話しが大変興味深く刺激になったこと。

 

・ 小林先生を始め、毎回のスピーカーの方々のエピソードがとても興味深かったです。企業する方々は、それまでの経緯はそれぞれですが、自己肯定感が高いこととキーパンソンが存在しているという点が共通していると感じました。

 

・ 様々な経験を積まれた方とライフキャリアのお手本となる考え方を吸収することができた。

 

・ 世代が異なり、それぞれのご経験から起業をされている講師の方々を招いて頂いたことはよかったなと思いました。

 

・ 小林先生をはじめ3回のゲストスピーカーの方々とその方々の経験談。本講座を受講しなければ存じ上げることもなく、そのような活動が行われていることも一生知ることはなかったと思います。特に、似内さんのウェルビーイングとビジネステンプレートの考え方、小林先生の「人生川下り理論」は大変有意義でした。

 

・ ゲストの皆さんが、ご自身の失敗談も含めたご経験を話してくださり、とても参考になりました。

 

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ソーシャルキャピタルマネジメントでは、本講座の他、さまざまな企業のシニア世代向け研修を通じて、社会課題解決を考えながら他者に貢献するワーク/ライフのあり方を改めて考える機会を提供しています。

 

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