251105 アドベンチャーワールド「ドリームデイアットザズー」
2025年12月25日 09:20
― 協賛企業として、そしてボランティアスタッフとして体感した“スマイルの循環” ―
2025年11月5日、和歌山アドベンチャーワールドで開催された「ドリームデイアットザズー2025」に、当社は今年もスポンサーとして協賛するとともに、私自身も当日サポートスタッフとして参加しました。ドリームデイは、障がいのある18歳以下のお子さまとそのご家族を招待し、動物とのふれあいや自然体験を通じて「一日まるごと笑顔になれる時間」を届ける取り組みです。
https://www.aws-s.com/topics/detail?id=top4464
私はこの取り組みに四年間協力してきましたが、今年は初めて現地でのサポートにも加わり、現場の温度感、人々の笑顔、動物たちの力を肌で感じる特別な一日となりました。
■ 開園ウェルカム ─ 動物たちと一緒に「おはよう!」
当日は早朝からスタッフが集まり、開園時にはペンギン、インコ、ポニーたちとともにゲストをお出迎えする“ウェルカムチーム”として活動しました。
来園されたご家族は、入り口でいきなり動物たちと対面し、お子さまは目を輝かせ、保護者の方々も自然と笑顔に。私は記念撮影のサポートを担当し、その一つひとつの瞬間に立ち会うことができました。
緊張気味だったお子さまが、ペンギンを前にふっと笑顔を見せる。動物たちの存在が、心の扉を静かに開いていく……。改めて「動物の力」を目の当たりにしました。

■ ワンワンガーデンでのサポート
続いて向かったのは「ワンワンガーデン」。ここではワンちゃんとのふれあいを楽しむエリアでサポートスタッフとして活動しました。
最初は不安そうに距離を置いていた子どもたちが、そっと手を伸ばし、ワンちゃんが寄り添うと、パッと花が咲いたような表情に変わる瞬間が何度もありました。
“寄り添うだけで、ここまで心はほぐれるのか”
“動物との時間は、こんなにも優しい”
その場に立ち会いながら、動物が持つ癒しと共感の力を実感しました。

■ スポンサー企業交流会
イベント後は、協賛企業の皆さまが集まる交流会へ。
企業の垣根を越えて、「社会にやさしい循環をつくりたい」という志を共有し、互いの取り組みを語り合う貴重な機会となりました。
障がいのあるお子さまやそのご家族へ“安心して楽しめる時間”を届けたいという想いは、どの企業も共通しています。
このネットワークが広がっていくことが、共生社会の実現に向けた大きな力になると改めて感じました。
■ CSRと「スマイル循環経営」── 当社がこの取り組みに参加する理由
当社はCSR活動の一環として、福祉・教育・地域連携に力を入れていますが、ドリームデイへの協賛は単なる寄付ではなく、当社が掲げる「スマイル循環経営」の実践の場だと考えています。
スマイル循環経営とは、
社員、顧客、地域、そして社会の各ステークホルダーが互いに笑顔を与え合い、その循環が企業価値・社会価値をともにつくり出すという考え方です。
この日のアドベンチャーワールドには、その“循環”が確かに存在していました。
動物たちの優しさ、子どもたちの笑顔、ご家族の安心、スタッフの思いやり、そして企業の善意。
関わるすべての人が“誰かの笑顔の源”になっていたのです。
■ 終わりに ─ “スマイルの輪”をもっと広げていくために
本イベントに参加するたび、「支援する・される」という構図ではなく、**“お互いに笑顔を届け合う”**関係が生まれていることを実感します。
まさに、それが当社の目指す「スマイル循環」の姿です。
今後もこの輪がさらに広がるよう、CSRとして、そして企業として、一つひとつ取り組みを積み重ねていきます。
動物たち、子どもたち、ご家族、スタッフ、企業。
すべての人がやさしさを送り合う――
そんな一日を共に創れたことに、心から感謝しています。