コラム・活動レポート

241225 東京子どもアンサンブルの公演実現を応援

241225 東京子どもアンサンブルの公演実現を応援

2025年12月23日 11:53

― エル・システマジャパンのインクルーシブな音楽活動に触れて ―

このたび、ソーシャルキャピタルマネジメント(SCM)は、一般社団法人エル・システマジャパン(以下「ESJ」)が取り組む「東京子どもアンサンブル(TCE)」の公演実現に向けて、クラウドファンディングを通じた支援を行いました。

TCEは、視覚障がい・聴覚障がいのある子どもたちも、そうでない子どもたちも一緒になって歌い、手話やボディムーブメントで表現し、音楽を通じて“共に創る喜び”を分かち合うインクルーシブなアンサンブルです。 https://www.elsistemajapan.org/tce

今回の公演実現を目指すクラウドファンディングでは、楽器・衣装、練習会場、移動費など、子どもたちの活動を支えるための費用が募られ、SCMとしてもごくささやかながら、その一端を応援させていただきました。


■ エル・システマジャパンとのご縁

ESJとは、相馬市で立ち上げられた「相馬子どもオーケストラ&コーラス」の頃からご縁があり、当時から“音楽を通じて子どもたちの可能性を広げる”という理念に深く共感してきました。 震災の被災地で、楽器に初めて触れる子どもたちが仲間と共に音を重ね、笑顔を取り戻していく姿は、今も鮮明に心に残っています。

その流れの延長にあるTCEの活動もまた、音楽をきっかけに「違いを理解し、支え合う社会をどうつくるか」というテーマを体現している取り組みだと感じています。

■ 練習風景を見学して感じたこと

支援の一環として、東京子どもアンサンブルの練習を見学する機会をいただきました。

そこで見たのは、 目の見える子どもたちと見えない子どもたちが、自然に声をかけ合い、手を取り合い、一緒に音と動きを作り上げている姿。

優しい声があちこちから聞こえ、互いの違いを補い合いながら、楽しそうに、誇らしそうに練習している様子に、胸が熱くなりました。

“インクルージョン”や“共生”という言葉はよく耳にしますが、まさにその言葉が「生きている」場面を目の当たりにしたような、温かく力強い光景でした。

■ SCMとしてできたのは、本当に小さな応援ですが

今回の支援は、クラウドファンディングを通じたごく小さな協力です。 しかし、子どもたちの練習風景を間近で見て感じたことは、「小さな応援でも、その積み重ねが活動を支えている」という事実でした。

音楽は、誰かの手を引く力があり、誰かの心を開く力があり、違いを超えて人をつなぐ力があります。 その場に流れていたのは、まさに“それそのもの”でした。

TCEの公演が多くの人に届き、子どもたち一人ひとりの「自分もできる」「一緒に創りたい」という気持ちがさらに広がっていくことを心から願っています。


■ これからも、静かに・ささやかに

SCMはこれからも、社会の中で“やさしい循環”を生み出す活動を、ときに小さな一歩、ときに少し大きな後押しとして応援していきたいと思います。

音楽がつなぐインクルーシブな未来に、これからも静かに寄り添っていきます。