220319 樫本大進氏、小菅優氏の公演に協賛しました

2022-03-20

ソーシャルキャピタルマネジメントは、クラシック音楽のコンサート、アーティストなどのマネジメントを行う㈱ジャパン・アーツさまと連携し、「学生サポートパートナー」として学生の皆さまに質の高い音楽に触れていただく機会を提供しています。

 

3月19日には、世界最高峰のベルリンフィルの首席コンサートマスターとして世界中で活躍する樫本大進さん(ヴァイオリン)が、ピアニストの小菅優さんとともに演奏するデュオリサイタルに協賛しました。

 

 

学生サポートパートナー「SCMシート」

「学生サポートパートナー」は、下記を目的としたものです。
・学生(演奏会当日25歳以下の学生)の皆さんに、クラシック音楽のコンサートをご体験いただく機会を増やします。
・このようなアーティストの皆さんのすばらしい演奏に触れることは、学生の皆さんに「創造力(クリエイティビティ)」「創造力(イマジネーション、インスピレーション)」「生き抜く力(バイタリティ)」を体感していただくことで、次世代を担うひととして成長していただける機会になればと思います。

 

このリサイタルには学生50名さまに対し、チケットを1,000円でご購入いただけるようにご支援させていただきました。

 

 

 

いまだから、音楽でみんなをひとつに

 

ドイツで活躍する樫本大進氏は、ベルリンフィルのメンバーと共に来日し室内楽公演を行う予定でしたが、コロナ禍での入国制限で公演開催を中止せざるを得なくなりました。その中でも、「ひとりでも日本に行って演奏を聴いてほしい」「いまやらなきゃ」との思いから、急遽本公演を企画し、実行するに至りました。

当社としては、その思いに強く共感し、ジャパンアーツさまからの協賛の申し入れに即答させていただいた次第です。

 

このリサイタルを敢行するにあたっての樫本大進さんの思いは、朝日新聞に掲載されいています。ぜひ御覧ください。

「いまだから 音楽でみんなをひとつに」(朝日新聞 2022/3/17)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15236759.html

 

 

アンコール曲はカザルスの「鳥の歌」。

東西冷戦時の1971年に、世界的アーティストのカザルス氏が国連で世界平和を訴え演説、演奏した曲です。ウクライナ侵攻で平和な生活が破壊された市民への深い思いを、ヴァイオリンとピアノで表現してくださいました。

 

(演奏時のカザルス氏のコメント)
カタロニアの民謡から『鳥の歌』という曲を演奏しようと思います。鳥たちはこう歌います。『Peace, Peace, Peace(平和、平和、平和)』と。そのメロディは、バッハ、ベートーベンそして全ての偉人たちが賞賛し、愛したもの。そしてわたしの民族、カタルーニャの魂なのです。

 

 

参加された学生さんたちの声

 

参加してくださった学生の皆さんからも、たくさんのサンクスメッセージをいただきました。

 

【SCMシートに関する感想】

・樫本さんと小菅さんの音色、呼吸、豊かな表現力に終始感動しっぱなしでした。素晴らしい公演でした。
・世界的に有名な樫本先生の演奏を大変手に入れやすい価格で聴くことができて本当にありがたかったです。
・ベートーヴェンの演奏が始まった瞬間から、「この場に聴きに来ることができて良かった」と心から感じました。お二人の演奏は、とても温かく、繊細で、優しい音色で包まれたものでした。
・樫本さんと小菅さんの演奏を生で聞くのはこの演奏会が初めてだったのですが、二人の情熱を目の当たりにし、普段音楽高校の学生なのですが一刻も早く自分も楽器を構え演奏したい!!と思いました。本当に素晴らしい演奏会でした。
・今日コンサートに行けるような平和な環境にいられることを感謝しました。
・どの曲目も素晴らしかったです。アンコール曲も戦火のウクライナを想い、涙が出ました。

 

 

アーティストへのコメントとあわせて、「学生サポートパートナー」としての取り組みに対してのコメントも多数お寄せいただきました。一部をご紹介します。

 

・本当に有難いご支援です。生の芸術や良いものに沢山触れて心豊かな人間になります。いつか自分も誰かの役に立てるようになります。
・今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 樫本さんと小菅さんの演奏を手の動きが見えるほどの近くで聞くことができ勉強にもなりましたし、二人の熱量を目の当たりにできました。 本当にありがとうございました。
・学生にこのような席を作っていただいて本当にありがとうございます。 なかなか値段的に厳しいので学生に聴けるチャンスをいただけて嬉しいです。
・私は春から社会人となるのですが、学生最後にこのような機会を頂けたこと、非常に嬉しく思います。まだまだ日本では、クラシック音楽の敷居は高いと感じる子供や学生は多いと感じます。そのような層に、今回のような試みを通し、クラシック音楽をより身近に感じ、楽しんでもらえることを願っています。

 

 

ソーシャルキャピタルマネジメントでは、これからもこのような取り組みを継続・拡大し、SDGsのゴール「質の高い教育をみんなに」の実現に貢献してまいります。

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