220420 名古屋経済大学市邨高等学校中学校の「ミライノカタリバ」に企画協力しました

2022-04-20

2022年度より、市邨高校では、放課後の学びとして生徒に学びの機会を提供することが必要と考え、学外との連携による生徒向け講座を開始することにしました。

 

この生徒向け講座では、「社会で活躍するすべての大人」が講師となり、生徒に向けて「未来を生きるために、今考えてほしいこと」をテーマにした講義を行ってもらう。

これを「ミライノカタリバ」と名付け、毎月1回、放課後に社会人を招聘して講演を聴きながら自分たちの未来を考える機会を作ることになりました。

 

 

主宰される中川琢雄先生、矢田修先生によれば、この取り組みで目指す「未来学のコア」を、下記のMVVを考えていくとしています。

 

  • mission : 2040年に変革をもたらす未来人の種を育てる
  • vision : 2040年に向けて今を生きている社会人から、その進み方を学び、伴走者になり得るようなマインドを育てる
  • valve : 高校卒業までに、教科書では学べない『実際の社会の仕組み』を、20以上の違った視点から学ぶことで、生徒が『自身にとっての社会』を構築し、その先の人生を主体的に生きる礎を得るきっかけになる

 

 

ソーシャルキャピタルマネジメントは、SDGs推進支援の観点から、名古屋経済大学市邨高等学校中学校のこの取り組みに賛同し、登壇者のアレンジメントなどのコーディネーションに全面的に協力することとしました。

 

 

4月20日はまず第1回。

 

大阪大学2年生で、社会起業家として㈱Familicの社長を務める山田果凜さんに「不登校だった高校生が起業した話 ~私が見つけた学ぶ理由~」と題してお話していただきました。

 

 

 

  • ・会社の取り組みについて
  • ・私が起業した理由
  • ・始まりのリアルな様子
  • ・みんなへ伝えたいメッセージ
  • ・夢の叶え方
  • ・学びの大切さ

 

という内容で、生徒さんたちも本当に真剣に聞いてくれました。終了後も1時間以上も質問が続く大変有意義なセッションとなりました。

 

 

 

 

【生徒たちのコメント】

 

・私は夢があるのですがどうすれば叶うのか悩んでいましたが山田さんの話を聞いて、やはり学ぶことが大切なんだなとわかったことが嬉しかったです。
・とても心に残る、感動するお話でした。勉強が忙しくて正直やりたくないなと思うこともありましたが、学ぶことができる、ということがどれだけ貴重なことなのか分かりました。
・できることを考えて、思い立ったことを行動に移していくことが大事なのだと思いました。自分が何かをしたいとき、友達や大人と話し合ったり教えてもらうこともできるとしりました。
・今からできることや歩くことができる道を探して行きたい。
・自分もよく何のために勉強するんだろうと思う時がよくあるのですが、山田さんの話を聞いて今しっかりと勉強して山田さんのようになれたらいいなと思いました。

 

 

【先生方からのコメント】

 

・すごくいい機会でした。あのプレゼン力と、内容に疑問を抱かない高校生は居ないと思いました。みんな、すごく意欲的で前のめりに話を聞いてました。私もそんな授業がしたい!!!!とモチベーションが上がりました。刺激を受けました。語彙力を失いました。すごい。の一言に尽きます。
・今日は素晴らしい時間をありがとうございました。適切な言葉が浮かんできませんが、こんなに充実感を感じたのはここ数年でなかったです。ふだんは引っ込み思案が多い生徒たちが、あんなに質問したのも嬉しい驚きで、それだけ彼らの心に刺さったものがあったのだと思います。この体験を一過性にせず、次に繋げていこうと思います。
・素敵すぎる時間がそこにあって、今までぼんやり描いていた理想の学校がそこにありました。山田さんの一つ一つの言葉が本当に響きました。明日からの生徒の変化が楽しみです。

 

 

 

こうした機会を通じ、生徒が変わり、先生が変わり、「もっとこんなこともやりたい!」「やってみたらできる!」という気持ちになって行動すれば、輝く社会創りにつながることと信じています。

 

 

ソーシャルキャピタルマネジメントとしては、引き続きこのようなアクションを積極的に行ってまいります。

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