220716 常磐大学にて学生向けSDGsワークショップを開催
2022-07-17
2022年7月16日、常磐大学総合政策学部経営学科2年生全員を対象にした「基礎ゼミナール」にて、SDGsに関するワークショップが開催され、ソーシャルキャピタルマネジメントにて全面協力いたしました。
同学科での基礎ゼミナールには4月にも登壇し、SDGsの概要について講演を行い、さまざまな社会課題に取り組んでいく重要性について学生の皆さんにレクチャーしています。
学生さんたちは、その後の授業を通じて、SDGsのさまざまなゴールに関連した書籍、メディア記事、映像などをもとに研鑽を積み、各自で理解を深めてきました。そのプログラムの集大成ともいえるワークショップを7月16日に開催するに至ったものです。
今回のプログラムは、
・SDGsカードゲーム
・大学生社会起業家の山田果凜さんの講演
・SDGsワークショップ 「社会課題に対するソリューション提案プレゼン」
です。
SDGsの世界観、経済・環境・社会の調和のとれた姿を作ることがいかに難しいか、
その実現のためには、一人一人が自分の目標だけを目指していてはだめで、お互いにリソースを出し合って協働して初めて成し遂げられる、ということを、ゲームを通じて体感しました。
そのあとは、高校生のときに社会課題解決に対して自ら行動しよう!と起業し、アフリカの貧困撲滅に向けたカフェ・企業向け提供を行うTobira Caféを経営する株式会社Familicの社長を務める山田果凜さん(大阪大学人間科学部2年生)に講演いただきました。
同世代の大学生が社会課題解決のために、自ら動いている、しかも彼女が子供、学生時代にさまざまな苦難がありながらそれに正面から向き合って今のチャレンジを行っている姿に、参加した学生さんたちの心に刺さるものもたくさんあったようです。
講演後の質疑応答では、涙ながらに自分のことを語る学生さんたちの姿もありました。
午後はワークショップ。
自分たちはどんな社会課題を解決したいか。そのためにどんなソリューションを、どんな企業に提案したいか。各チームに分かれてアイデアを出し合い、それをまとめてプレゼンテーションを行いました。
クラスごとの予選のあと、最後は各クラスでもっともよかったチームが4クラス全員の前でプレゼンテーションを行いました。
最初はあまり意見交換が活発でないチームもありましたが、時間を追うごとに熱量が増し、最後には全員自分たちのプロジェクトのまとめとその発表に向けてエネルギーを爆発させていきました。
昨年、今年と2年続けて常磐大学の先生方には大変お世話になりました。
SDGsへの理解や社会課題への関心は、昨年と比べて格段に高くなってきていることを実感します。
時代の変化とともに、こうした問題解決を、あらゆる世代の人たちが協力して進めていく時代になってきていることを強く感じます。
ソーシャルキャピタルマネジメントでは、企業向け、教育機関向けなどさまざまな形でSDGsやサステナビリティの理解浸透、具体的施策の展開に向けて、積極的にサポートしてまいります。