230221 トルコ・シリア大地震の被災地支援の寄付について

2023-02-21

230221 トルコ・シリア大地震の被災地支援の寄付について

このたびのトルコ・シリア地震により亡くなられた皆さまに心からお悔やみ申し上げるとともに、被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

トルコ南東部のガジアンテプ市付近で 2 月 6 日未明(現地時間)に発生した地震により、トルコとシリアで甚大な被害が出ています。報道では、死者数が5万人を超え、大きな支援が求められております。

 

 

 

これに対し、緊急人道支援組織のジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、トルコ南東部で発生した地震の被災者のための支援活動を開始しています。

 

ソーシャルキャピタルマネジメントでは、同団体における迅速な活動を支援するため、JPFに寄付を行うことといたしました。同プログラムに賛同し寄付を行っている会社としては、富士フィルムホールディングス、トヨタ自動車、第一三共、リコー、アサヒグループホールディングスなどがあります。

https://www.japanplatform.org/info/2023/02/131603.html

 

JPFが加盟する国際的な緊急人道支援ネットワークEmergency Appeals Alliance(EAA)は、トルコ南東部地震に関して世界13か国の加盟団体に寄せられた寄付金が総額1億5,000万ユーロ(約210億円)以上に達したと発表しました(2月17日時点)。EAAは寄付をくださった日本を含む世界中の人々に心からの感謝を示しています。

 

 

JPFでは、寄付をトルコ南東部地震で被災された方々のために迅速かつ最適に活用していただけるとのことです。実際の活動は、ピースウィンズ、難民を助ける会などの加盟NGOが迅速な現地での活動を行っています。

 

【ピーズウィンズ】

(2月9日) 被災地で緊急初動調査を行っているJPF加盟NGOピースウィンズ(PW)は、トルコ南部ハタイ県で物資配布の支援を進めています。2月8日にはハタイ県イスケンデルンとアンタキヤで食料や日用品を配布したほか、9日には地中海に面した都市アルスズに入り物資支援を行いました。アルスズではパンケーキクラッシュと呼ばれる上層階が折り重なるようにつぶれたホテルで捜索活動が行われていましたが、震源地周辺とは違い支援は行き届いていない様子です。また避難所となっている体育館には支援物資が集まっていますが、管理者もおらず騒然とした雰囲気でした。

【難民を助ける会(AAR Japan)】
(2月10日) 難民を助ける会が2013年から継続してシリア難民支援を実施してきたシャンルウルファ県も大きな被害が出ており、すでに2月6日から支援活動を開始しています。シャンルウルファ市行政が設けた避難所において、毛布おむつの配布を実施しています。

(2月14日)トルコ南東部地震は発生から1週間が経過しましたが、今も倒壊した建物の下から懸命の救出作業が続いています。地震発生直後から現地で支援活動を行っているJPF加盟NGO難民を助ける会(AAR Japan)は、M7.8の最初の大地震の震源地ガジアンテプの東の都市シャンルウルファで支援活動を行っています。シェルターに身を寄せる家族に毛布と子ども用おむつを届けると、保護者から「子どもたちの分だけでも毛布をもらえて本当に助かります」という声をもらいました。またビスケットなどすぐ食べられる食料詰め合わせ、毛布、下着セットを配布しましたが、ニーズが高い子ども用ミルク、医薬品、衛生用品などが不足しています。

 

 

 

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