230718 定年後研究所さまにてシニアリスキリングに関する講演に登壇
2023-07-18
2023年7月3日と18日の2回にわたり、一般社団法人定年後研究所にて主催(共催:株式会社星和ビジネスリンク)した「シニア活躍推進研究会」に登壇、「シニアリスキリングと社会課題解決」についての講演を行いました。
定年後研究所では、シニア社員の活躍をテーマに、付加価値の高い情報の提供、及び企業人事担当者相互の情報交換を目的に、当研究会を継続開催しています。
今年度第1回は、「社会課題の解決を通じた中高年社員の活性化」をテーマに多くの企業の方々をお招きして、東京、大阪の2回開催されました。
小林からは、「社会課題解決を通じたシニア社員の人材育成」というテーマで基調講演を行いました。
シニア社員のリスキリングといった場合に、会社としての必要性から「DXを学ばせる」「新しいスキルを身につけてもらうので資格を取らせる」ということで、お仕着せの「学び直し」になっているケースを多く聞きます。
これでは「やらされ感」がいっぱいになってしまいます。
言われてやる勉強はつまらない。より自ら行う「学び直し」を考えたい。
そこで大事になるのが、「今後どのように生きていきたいか、そのためにはどんな形で社会に貢献したいか」という志を持つことにあります。
自ら志を持てば、それを実現するためにどんなことを学びたいかも主体的に見えてきますし、そのための行動も自ら一歩踏み出すことも可能になります。
こういった観点から、「社会に貢献すること 多様な社会課題の解決の必要性」を見直していこう、ということで、企業研修プログラムを開発して企業に提供している事例のお話しもさせていただきました。
最後に申し上げたのが、「シニア向けリスキリングプログラムを考えるポイント」としての5点。
- シニア層がワクワクしながら参加できる「参加型プログラム」。
- 未来思考を持ち、そこからのバックキャストで現在の自分たちを考えるものとして「社会課題解決」に軸を置いたプログラム。
- 単に一方通行のものではなく、双方向で積極的・主体的な 対話を生み出すものであること。
- 正解が求められない、むしろ自由な発想で「なんでも正解、内容の正しさより行動すること。自体が正解である」ことを意識できるものであること。
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ソーシャルキャピタルマネジメントでは、定年後研究所、星和ビジネスリンクさまと協働しながら、社会課題解決を考えるシニアリスキリングプログラムを多くの企業さまにご提供してまいりたいと考えております。